地球上に住む限り、体は重力の影響を常に受けています。重力に対して正しく体が支えられなければ、体はゆがみます。

働きすぎた筋肉（頑張っている筋肉）が疲れた時に「体に痛み」が出てきます。

ケガなどとは違い、「この時」と明確に言えず、「いつの間にか」痛くなってきたというのは、このためです。

頑張っている筋肉がいれば、その反対にサボっている筋肉がいます。

例えば、あなたが肩がこり固まっているとします。

年齢が若い方や痛くなってすぐなら、肩をマッサージしただけでも痛みは取れるでしょう。

取れない場合は肩だけに原因があるわけではありません。僕はサボっている筋肉の場所が分かっています。運動連鎖を応用した整体技術で原因であるサボっている筋肉にアプローチして、筋肉を働くようにしていきます。

サボっている筋肉が働いてくれると、今まで頑張っていた筋肉は負荷が減ります。すると、カチコチに凝っていた筋肉が緩みます。

つまり、筋肉の柔軟性が上がるので、関節可動域が増えます。結果、痛みが減ります。

サボっている筋肉に適切な刺激を入れて、機能回復訓練をしていくと、痛みからの解放されます。

継続することで、日常生活での不安がなくなります。パフォーマンスアップや調子がいい状態をキープできるようになります。今までの考えもしなかった趣味ややりたいことができるようになるでしょう。

負担の度合い、症状、個人差もありますが、今の症状が出たのは重力下での、今までの生活習慣（クセ）によるものです。クセというものは無意識にしてしまうことなので、すぐに治すことは難しいのです。

例えば、右利きの人であれば、食べた物を噛むのはほとんどの場合、左側の歯です。

ドアは右手で開けることが多いでしょう。

何か理由がない限り、無意識で片側で行っている生活習慣から出た慢性的な肩こりや腰痛などの症状の改善には計画的な複数回の施術が必要となります。